山奥で孤独に暮らした祖父の葬式

葬式、というのは誰にとっても非常に悲しいものですよね。
ある人がお亡くなりになったとして、そこに参列するのは親族やご友人、まだお若ければ会社の方なども居るでしょう。
私の祖父は自営業で、と言っても山奥で自給自足的な暮らしをしていた人でした。
簡単に言うと仙人的な人で、人を嫌っていたり嫌われていたりというのは無いのですが、自然派な暮らしをずっとしていたのです。
その祖父が天寿を全うし、ガンや生活習慣病とは関係無く亡くなったことは自然派な人間としては本望だったと思います。
父や母、そして私はお通夜にもお葬式にも当然参列したのですが、なぜかあまり関わりの無い親族も多く参列していたのは不思議でした。
後になって知ったのですが、祖父は慎ましい生活を続けながらもかなりの財産を持っていたようです。
もしただの貧乏人だったらこんなに参列者は居たのかな?元々資産家じゃ無かったら亡くなって見向きもされなかったのかな?と単純に疑問に感じました。
実際の所、ただ人望が厚くて沢山の親族や知人に参列されていたのかもしれません。
ですが、生きている間にもうちょっとでも会っておくのも良かったのでは無いか?と自分自身にも投げかけながら疑問を呈した、そんな葬式となった訳です。